旭光学初期の中判用レンズ
Promar Anastigmat Nippon 105mm F3.5
旭日光学工業合資会社(現リコーイメージング)は、1919年に創業した歴史ある光学機器メーカーです。もともとは眼鏡レンズの製造が中心でしたが、1938年に「旭光学工業株式会社」へと改称し、カメラや写真用レンズの生産に本格参入。戦後は一眼レフ「ペンタックスSP」の大ヒットにより、世界的なメーカーへと成長を遂げました。
今回ご紹介するのは、同社のカメラ事業がまだ黎明期だった1930年代の写真用レンズで、旧・千代田光学(ミノルタ)のフォールディングカメラ「Minolta Auto Press(1937年発売)」へ供給された「Promar Anastigmat」です[1,2]。本レンズはテッサータイプ(3群4枚)の光学系を採用し、6×9判のイメージフォーマットをカバーしていました。また、ミノルタの二眼レフ「Minoltaflex」に供給された姉妹レンズ「Promar 75mm F3.5(6×6判用)」も存在します。こちらも旭日光学製であり、海外のミノルタコレクターのレビューでは「当時としては非常に端正な描写を特徴とし、初期のミノルタ中判システムを語る上で欠かせない存在」と高く評価されています。のちのペンタックス(タクマー系)レンズのルーツを探る上でも極めて重要なシリーズであり、珍しいレンズということもあり、一時期コレクターの間で話題となりました。
残念ながら当時の構成図は見当たりませんが、現物を確認したところ、後群の反射からテッサー型であることは間違いなさそうです。
[1] クラシックカメラ専科「ミノルタカメラのすべて」
[2] Camera-wiki, "Actiplan": https://camera-wiki.org/wiki/Actiplan#cite_note-2
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| Promar Anastigmat Nippon 105mm F3.5: 絞り羽 10枚構成, 絞り F3.5-F25, 設計構成 3群4枚テッサー型 |
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| F3.5(開放), Kodak Gold 200( 6x6 format) |
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| F3.5(開放), Kodak Gold 200( 6x6 format) |
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| F3.5(開放), Kodak Gold 200( 6x6 format) |
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| F4.5 Fujifilm GFX100S(WB:auto, FS: CC) |
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| F 3.5(開放) Fujifilm GFX100S(WB:auto, FS: CC) |








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