おしらせ


MAMIYA-TOMINONのページに写真家・橘ゆうさんからご提供いただいた素晴らしいお写真を掲載しました!
大変感謝しています。是非御覧ください。こちらです。

2016/11/21

Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8(M42/Exakta mount) 1st(silver), 2nd(zebla) and 3rd(black) Rev.2



1950年代初頭に登場した一眼レフカメラ用の広角レンズはテッサー(Tessar)やトリプレット(Triplet)など既存のレンズ構成をベースに、それら前方に近視補正用の眼鏡に相当する負のメニスカスレンズを配置する「レトロフォーカス化」と呼ばれる設計アプローチで作られた製品が一般的であった。既存のレンズ設計の助けを借りる必要があったのは、当初まだ複雑な構成のレンズを一から組み上げることが容易でなかったためで、これにはコンピュータによるレンズの自動設計法の登場を待たなければならなかった。自動設計法が実用化されるのは1960年代に入ってからの事である。ところが、レトロフォーカス化による当社のレンズはフレア(コマフレア)が多く発生する画質的には厳しいものばかりで、「一眼レフカメラは広角レンズに弱い」という印象が広まりつつあった。ただし、例外的に高い描写性能を発揮できた手本のようなレンズが存在したため、その後の広角レトロフォーカス型レンズの研究開発はこのレンズに追い付く事を一つの目標に、各社で急ピッチに進められた。 カールツァイス・イエナのフレクトゴン(Flektogon)35mm F2.8である。
フレクトゴンは、はじめから広角レンズとしての適正に富むビオメタール(Biometar)をベースに設計されており、フレアは少なく、ヌケの良いシャープな描写を実現できる当時唯一無二の存在であったため、絶大な人気を誇った。このレンズを模倣したロシアのMIR-1(D.S. Volosov, 1954年設計)がTair-11など他のレンズとともに、1958年のベルギー万博でグランプリを獲得したのは有名な話である。
1960年代に入るとNikkor-H 2.8cmF3.5を皮切りにフレアを有効に補正できるレンズが各社から次々と登場し、コンピュータによる自動設計法の普及にも後押しされ、フレクトゴンに対抗できるレンズがようやく登場するようになった。フレクトゴンの登場から8年後のことである。
ビオメタールから生まれた
ドイツ初の広角レトロフォーカス型レンズ
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8
フレクトゴン35mmはカールツァイス・イエナ人民公社のレンズ設計士ハリー・ツェルナー(Harry Zöllner)とルドルフ・ソリッシ(Rudolf Sorisshi)がレンジファインダー機のコンタックス(Contax)用に供給されていた広角ビオメタール 2.8/35を一眼レフカメラに適合させるという方針で開発し、1952年に登場させたドイツ初の広角レトロフォーカス型レンズである。ツェルナーはビオメタールの他にテッサーF2.8の戦後型やパンコラー F1.8を設計した人物でもある。抜群の描写性能を発揮したため大人気となり、コンタックスSやプラクチカ、エキザクタ、プラクチナ、ヴェラ(Werra)、中判カメラのペンタコンシックスなどに搭載され、その後の広角レトロフォーカス型レンズの地位向上に大きく貢献した。
フレクトゴンの設計構成のルーツはAlvan G.クラークが設計し1889年に登場したダブルガウスである(下図)。クラークのダブルガウスからはツァイスのルドルフによる設計でプラナー(1897年~)が生み出され、1920年代に同社のメルテによる改良でビオター(Biotar)へと発展している。また、1930年代初頭にツァイスのリヒターが設計した超広角レンズのトポゴン(Topogon)もクラークのダブルガウスからの派生レンズである。明るく諸収差をバランスよく補正できる大口径レンズのビオターと、画角特性に優れた広角レンズのトポゴン。ビオターとトポゴンは戦後に手を組みビオメタールへと発展し、それをレトロフォーカス化したフレクトゴンを誕生させている。
フレクトゴンに至る光学系の系譜:プラナーを祖とするビオターは明るく諸収差をバランスよく補正でき、大口径レンズに適した構成であり、一方のトポゴンは画角特性に優れた広角レンズに適した構成であった。ビオメタールは、これらを前後群に配置した混血レンズとして登場し、両親のそれぞれの長所を比較的高い水準で受け継ぐことに成功した優れたレンズ構成であった。ビオメタールにはツァイス・イエナが中版一眼レフカメラのペンタッコン・シックス(Pentacon six)用に供給した80mm f2.8の標準レンズと120mm f2.8の中望遠レンズ、旧西独Zeiss Ikon社がコンタックス用Biogon 35mmを開発するまでの繋ぎとして、旧東独Zeissに供給を依頼し、ごく短期間のみ生産された広角ビオメタール 35mm f2.8が存在している。フレクトゴンはこの広角ビオメタールを一眼レフカメラに適合させるという方針で生み出された。ビオメタールの前方に負の大型メニスカスレンズ(下図の緑のエレメント)を配置し、バックフォーカスを稼ぐことで、一眼レフカメラ用レンズとしての適性を得ている。負のレンズを据え付けた分だけ光学系のバランスが良くなり、ビオメタールで若干みられたグルグルボケはフレクトゴンではすっかりと補正されている


各モデルで若干異なる仕様
フレクトゴン35mmF2.8には鏡胴の素材にアルミ合金を採用した初期モデル、ゼブラ柄の2代目(一部に革巻き鏡胴)、黒鏡胴で1980年代後期まで製造された3代目のモデルが存在する。デザイン以外にも各モデルには絞り羽の構成枚数やコーティングの種類、最短撮影距離、絞りの制御機構若干の差がみられる。
絞り羽の構成枚数は初期モデルが9枚ともっとも多く、2代目が5枚に減り、3代目が6枚になっている。一般的に絞りの枚数が多い方が点光源のボケが真円に近い形状となり、自然なボケ味が得られるとされている。しかし、フレクトゴンの場合は5枚構成でも絞りを閉じたときの開口部が丸みを帯びた形状になるよう工夫されているので、実写による差違は大きくない。最短撮影距離は初期モデルのみ36cmで、2代目と3代目は18cmまで短縮されている。撮影距離18cmはこの手の広角レンズとしては非常に短く、準マクロ的な撮影が可能である。初期モデルには中玉にシアン系コーティングが用いられているのに対し、2代目と3代目には、この部分がマゼンダ系コーティングに置き換えられている。初代よりも2代目、3代目の方がコーティングの性能は高く、ゴーストやハレーションの抑制効果が僅かに高いぶんだけシャープネスやコントラストも若干高い。ただし、実写では初期モデルでもシャープネスはかなり高く、大きな差を感じることはなかった。目で見る限りでは2代目と3代目のコーティング色に差異は認められなかったので、両者の光学系は完全に同一であろう。1960年代になるとコンピュータによる自動設計法の助けを借りて各社レトロフォーカス型レンズの設計を刷新しているが、フレクトゴン35mm f2.8は初代からの設計構成を維持したまま、35年もの長期にわたり生産されていた。
フレクトゴンは「一眼レフカメラは広角レンズに不利」という既成概念を打ち砕き、レトロフォーカス型広角レンズの地位向上に貢献した歴史的にたいへん意義のあるレンズといえる。このレンズの存在がなければ、一眼レフカメラ全盛時代の到来はもっと遅かったのかもしれない。

入手の経緯
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8(Silver model, 1st version) M42 mount
このレンズは2013年3月にeBayを経由しギリシャのM42レンズ専門業者フォトピック(スチール22)から入手した。商品の状態はMINT(美品)で「シリアル番号が照合する元箱がついている。ガラスはクリアで傷はない。完全動作する」とのこと。フォトピックは業界では有名な優良業者だ。自動入札ソフトで185ドルを設定し放置したところ167ドル+送料16ドルと手頃な値段で落札されていた。届いた品は僅かな拭き傷がみられる程度で、ガラスも鏡胴も良好な状態。ヘリコイドや絞りの開閉もスムーズであった。
重量(実測) 185g, 絞り羽 9枚構成, フィルター径 49mm, 最短撮影距離 0.36m -α, 絞り F2.8-F16(マニュアル),絞りの制御機構はプリセット, 構成 5群6枚レトロフォーカス型, レトロフォーカス型, M42マウント, フレクトゴンという名称はラテン語の「曲がる、傾く」を意味するFlectoにギリシャ語の「角」を意味するGonを組み合わせたものを由来としている

Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8(Zebla Model, 2nd version) M42 mount
このレンズも2013年8月にeBayを経由しギリシャのM42レンズ専門業者フォトピック(スチール22)から入手した。商品の状態はMINT(美品)で「ガラスはクリアで傷はない。完全動作する」とのこと。自動入札ソフトで225ドルを設定し放置したところ、205ドル+送料16ドルで落札できた。届いた品はガラス、鏡胴ともに完璧に近い素晴らしい状態で、ヘリコイドや絞りの開閉もスムーズであった。ほぼ未使用のオールドストック品であろう。

重量(実測) 225g, 絞り羽 5枚構成, フィルター径 49mm, 最短撮影距離 0.18m -α, 絞り F2.8-F22(マニュアル),絞りの制御機構は自動・手動両対応, 構成 5群6枚レトロフォーカス型, M42マウント


Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.8(Black  Model,  3nd  version) Exakta mount
2016年9月にドイツの写真機材を専門とするアナログ・ラウンジから107ユーロ+送料8ユーロの即決価格で購入した。レンズは「良好なコンディションで使用感は少な目。クモリ、カビはない。絞りリングやヘリコイドリングはスムーズに回る」とのこと。このセラーはいつも、このような簡単な記述であり博打的な要素が多少あるが、同時配送に追加料金を取らないサービス精神がある。保有している在庫が多く、新品に近い綺麗なレンズを出すことも多い。今回は状態のいいレンズを手にすることができた。
重量(実測) 225g, 絞り羽 6枚構成, フィルター径 49mm, 最短撮影距離 0.18m -α, 絞り F2.8-F22, 絞りの制御は手動, 構成 5群6枚レトロフォーカス型, Exaktaマウント


特許資料:US2793565(May 28,1957/Filed April 1955)

撮影テスト
1950年代に設計された黎明期のレトロフォーカス型広角レンズは多くがフレア(コマ収差)の補正に課題を残しており、モヤモヤとしたソフトな描写傾向が当たり前のように見られる。一方でフレクトゴンの描写を見ると、フレアは開放から充分なレベルに抑えられており、ハイライト部を大きく拡大表示する場合のみ、僅かなレベルで薄っすらと表面を覆うフレアを確認することができる。画質的にはレトロフォーカス型レンズの設計水準が成熟期を迎える1960年代中期以降の製品と同等といってよいだろう。東独Zess Jenaの技術力はこの時代において、他国のメーカーより10年先を歩んでいたのである。コントラストは開放から良好で発色も良い。ただし、絞り込んでもカリカリとした鋭い階調描写になることはなく、適度な残存収差が軟らかくなだらかな階調描写を実現している。ボケはレトロフォーカス型レンズらしく四隅まで乱れずに安定しており、グルグルボケや放射ボケは全くみられず、2線ボケ傾向もない。広角レンズで時々問題となる色滲み(倍率色収差)はデジタル撮影の際に僅かにみられ、写真の端部で被写体の輪郭部が赤みがかるが、拡大表示でもしなければ目立つことはない。解像力はレトロフォーカス型レンズとしては四隅まで良好な水準を維持している。最短撮影距離が極めて短いのは、このレンズの大きな魅力である。特に2ndモデルと3rdモデルは18cmと極めて短く、準マクロレンズとしても使用できる。描写性能はもちろんのこと、ワイドからマクロまでをカバーでき、使い出のあるレンズである。
F8, 3rd black model+ sony A7(WB:日光): 絞っても階調は軟らかい。中間階調がよく出るレンズだからこそできる、繊細な描写表現。フレクトゴンはやっぱり凄いレンズだ

 
1st SILVER Model
 

F5.6(左), F4(右), 1st silver model + sony A7(AWB): オールドレンズ写真学校で評判だった組み写真。撮影距離に依らず描写性能には安定感があり、室内での撮影にはとても使いやすいレンズだ

F4, 1st silver model + sony A7(AWB): 


F2.8(開放), 1st silver model+sony A7(AWB): 初期のレトロフォーカス型レンズの中に口径比F2.8でここまでシャープに写るレンズは恐らく存在しないだろう





F4, 1st silver model+sony A7(AWB)
F3.5, 1st silver model +sony A7(AWB): 開放から半段絞るだけで、ここまでヌケがよくシャープに写る。開放ではこちらに示すように若干のコマフレアが肌を覆い線の細い描写である。解像力はレトロフォーカス型レンズとしては良好なレベルである
F3.5, 1st silver model +sony A7(AWB, +2/3EV):

上段F2.8(開放)/下段F3.5(半段絞った)。開放(上段)ではコマが覆うが、半段絞ればフレアは消失し(下段)、スッキリとヌケの良い描写になる。解像力はレトロフォーカス型レンズとしては四隅まで良好なレベルである






 
2nd ZEBLA Model
 
F4, sony A7(AWB): 最短撮影距離18cm。マクロ域であるが十分な画質だ


F5.6, sony A7(WB:晴天)


F4, sony A7(AWB)

F5.6, sony A7(AWB)



F3.5, sony A7(WB:晴天)



F2.8(開放), sony A7(WB:晴天)


F2.8(開放), sony A7(WB:晴天): レンズマニアのおじ様たちの幸せそうな笑顔が羨ましい!














 
3rd BLACK Model
 
F5.6, sony A7(WB: 日光)
F8、sony A7(WB:日光)

F5.6, sony A7(AWB)

2016/10/25

illumina opt. illuminar(イルミナー) 25mm f1.4 c-mount 宝石レンズ



ゴーストとハレーションを操る魔法使い
宝石レンズ illuminar(イルミナー) 25mm f1.4
イルミナー(illuminar)は東京近郊で毎月開催されている「上野由日路x伊藤弘オールドレンズ写真学校」のスタッフが好奇心と遊び心で考案した改造レンズです。光学系の内部には何と宝石(ジェムストーン)が据付けられており、レンズに取り込まれた光の一部をセンサーの手前でスパークさせる効果があります(下図)。レンズの絞り冠をコントロールすることで、写真には宝石色に色づいた美しいハレーションやオーロラのカーテンような発光体、プリズム状のゴースト、リング状の不思議なボケなど様々な特殊効果が現れます。写真学校の生徒の間で瞬く間に人気となり、「宝石レンズ」の愛称で呼ばれるようになりました 。今最もエポックメーキングなレンズの一つであるイルミナーの魅力を、本ブログで取り上げてみたいと思います。
イルミナーを使用できるカメラはオリンパスPENシリーズやパナソニックGHシリーズなどマイクロフォーサーズセンサーを搭載した機種で、Cマントレンズ用のアダプターを介して搭載します。フジなど他のミラーレス機にもCマウント用のアダプターを使い搭載することはできますが、レンズのイメージサークルはAPS-Cフォーマットをカバーしていませんので、そのまま撮影すると写真の四隅に暗い部分(ダークコーナー)が発生してしまいます。これを回避するため、カメラの設定メニューで画像のアスペクト比を1:1(正方形)など一回り小さなイメージフォーマットに変更して使用することになります。ただし、周辺部の光量落ちは僅かに残ります。
このレンズのアイデアを考案した写真学校のスタッフによると、石のサイズやカッティング、据え付ける位置、ドナーとなるレンズの種類や最適なイメージサークルなどに対する試行錯誤を重ね、石の効果が最もよくあらわれる組み合わせに辿り着いたのだそうです。レンズは写真学校の講師陣による検証とフィードバックを繰り返し、2015年9月にサファイアを埋め込んだプロトタイプの第一号が完成、その後、ルビー、アメジストなどにバリエーションを広げ、現在のラインナップに至っています。
イルミナーシステムの概念図(上方が前玉・被写体側で下方がカメラ側)。宝石に照射される光の量を絞り羽の開閉でコントロールするという独創的な機構を備えている。光は宝石のカッティング面で屈折し、レンズ内をスパークする
イルミナーに設置される石には天然石のアメジスト(紫)、ペリドット(緑)、シトリントパーズ(黄)、ブルートパーズ(水色)、合成石のサファイア(青)、ルビー(赤)、ジルコニア(無色)など7種類のバリエーションがあります。石の相性や好みは人それぞれで、写真への効果も異なりますので、できれば試写してから入手するのがよいでしょう。ちなみに写真学校の上野先生はアメジスト、伊藤先生はブルートパーズ、上岡先生はジルコニアをイチオシですすめていました。写真表現の新たな可能性を模索する人々が辿り着いた画期的なアイデア商品ではないでしょうか。同学校は2016年10月に原宿で開催したワークショップ「オールドレンズフェス」の中でイルミナーの体験イベントを実施しています。カメラをぶら下げた外国人旅行者にイルミナーは大変な人気だったようです。

入手の方法
もともとは都内近郊で毎月開催されている「上野由日路x伊藤弘オールドレンズ写真学校」で参加者にレンタルし、気に入った方に個人売買のレベルで販売していました。また、恵比寿の大沢カメラの店頭でも委託販売がおこなわれていましたが、2017年6月に公式ホームページ(こちら)が開設され、一般の方への販売がはじまっています。一本一本、手作業で宝石を設置しているハンドメイドの改造レンズですので、工業製品のような0.1mm単位の品質精度を保証することはできないそうです。鏡胴のカラーバリエーションはシルバーとブラックの2色があります。

撮影テスト
内部に埋め込まれた宝石の効果を引き出すには少し工夫が必要で、昼間ならば強い光がレンズに斜め前方から入る「半逆光」の条件で撮影するのが効果を引き出す最適な条件です。太陽光の反射や照明光などの位置関係を考慮し、宝石を上手に光らせるのが撮影時のコツです。絞りを全開にすると普通に写るレンズですから、まずは開放でピントを合わます。その後、絞りをコントロールして宝石の効果を発生させ、シャッターチャンスを探ります。絞りは閉じるほど宝石の効果は強くなりますが、絞りすぎると被写界深度が深くなり、宝石が写真の中央にうっすらと写ってしまいますので、適度な絞り加減が重要です。夜間撮影の場合には照明を拾うだけで比較的簡単に宝石の効果が現れます。効果が強すぎる場合には絞りを開け、宝石に送り込む光量を調整します。
illuminar(Sapphire) + PEN E-PL6, photo by H. MAKINO


illuminar(Sapphire) + PEN E-PL6, photo by H. MAKINO

illuminar(Sapphire) + PEN E-PL6, photo by H. MAKINO

illuminar(Sapphire) + PEN E-PL6, photo by H. MAKINO



 
Photographer Yoshihiro Ueno

illuminar(RUBY)+ PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno 

illuminar(AMETHYST) + PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno

illuminar + PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno

illuminar(AMETHYST) + PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno

illuminar + PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno

illuminar + PEN EP3, photo by Yoshihiro Ueno

Photographer Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar (Ruby) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar(zirconia) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka 

illuminar (BLUE-TOPAZ)+ PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (zirconia) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar (RUBY) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

illuminar + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (zirconia) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka
illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Ema Ueoka

Photographer Hiromu Ito

illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito


illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito

illuminar (BLUE-TOPAZ) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito





illuminar (AMETHYST) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito
illuminar (Blue-Topaz) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito
illuminar (Blue-Topaz) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito
illuminar (Blue-Topaz) + PEN EP3, photo by Hiromu Ito
illuminar+ PEN EP3, photo by Hiromu Ito



 Photographer M. Kurumi(7歳 小学生)

7歳の娘が昨年撮影した写真です。宝石レンズのイルミナーをPENにつけて撮影しました。娘はまだピント合わせが上手にできませんが、このレンズの力を借りると写真になってしまうのは不思議なものです。
illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi

illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi

illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi

illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi

illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi

illuminar (amethyst) + PEN E-PL6, photo by M. Kurumi





あくまでもイルミナーは特殊レンズですので、カメラに付けっぱなしにして常用するのではなく、普段はごく普通に写る他のレンズを使い、ここぞというときに「伝家の宝刀」のように取り出すのが正しい使い道のように思います。

参考
illumina opt. 公式ページ
instagram #宝石レンズ