おしらせ


MAMIYA-TOMINONのページに写真家・橘ゆうさんからご提供いただいた素晴らしいお写真を掲載しました!
大変感謝しています。是非御覧ください。こちらです。

2017/08/01

試写記録:Eastman Kodak EKTAR 47mm F2(改L39)

F2(開放),sony A7Eii(WB: 日陰)  このくらいの近距離だと、開放でもクッキリとシャープに写る

F2(開放),sony A7Eii(WB: 日陰)  このくらい被写体まで距離が離れると、開放ではフレア(コマ収差)が目立ち、ハイライト部がモヤモヤとする。階調描写も軟調気味だ



F2(開放),sony A7Eii(WB: 日陰) 




F2(開放),sony A7Eii(WB: 日陰)

F2(開放),sony A7Eii(WB: 日陰) おっと、白い被写体ならば、近接でもフレアが纏うみたいだ。グルグルボケはあまり目立たない









Kodak Ektar 47mm F2 for RETINA II: M42-L39ヘリコイド(12-17mm)に搭載し、カメラ側を汎用性の高いライカスクリューマウント(L39)に変換している。ライカの距離計には連動しないがアダプターを介し、各種ミラーレス機での使用が可能だ



知人にお借りしたコダック・エクター(Kodak Ektar)の試写記録を掲載しました。レンズは故障したレチナIIから救出しヘリコイドに乗せライカスクリューマウントに変換する改造をお手伝したので、引き渡し時に許可をもらい、その場で少しだけ試写させてもらいました。エクター 47mmには米国版コピーライカのカードン用に供給されたモデルもあり市場価格はとても高いのですが、今回のレチナII用は求めやすい価格で手に入ります。光学系はカードン用と全く同じ設計で構成は4群6枚のガウスタイプです。
レンズの描写については、作例をご覧ください。近接撮影時は開放からシャープでスッキリと写るので花や物撮りには申し分ありません。一方でポートレート撮影から遠景撮影になるとややフレア(コマ収差)がみられ柔らかい描写傾向で、軟調気味になります。ただし、シャープネスを著しく損ねるほどではなく、人を撮るにはとてもよさそうな品のある柔らかです。狙ってこうしたのか定かではないのですが、撮る対象に合わせ都合よく描写傾向が変化するので、とても使い出のあるレンズになりそうです。もちろん、絞ると近接から遠景までカリッとシャープな描写となります。グルグルボケや放射ボケが目立つことはほとんどありあせん。

2017/07/24

Steinheil München Macro-Quinon 55mm F1.9 M42 ( Rev.2 )



散り際の鮮やかさ、
シュタインハイル最後の輝き
Steinheil München Macro-Quinon 55mm F1.9(Rev.2)

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